No.41
ヒロヒダタケ
 雨上がりの富士山。時おり風に乗って濃い霧が立ち込める。さっきまで見えていたカラマツの林は、モノトーンに変わってしまう。耳が変になりそうな程の静寂が襲ってくる。
 カサの表面に墨を流したような放射状の繊維模様があり、大きく開くとカサの周囲が裂けて真っ白いヒダが見える。一見ウラベニガサ科のきのこのような雰囲気を持つが、ヒダの色は朽ちるまで白いままで、全体にシッカリした感じのきのこだ。
 カサを見ていると旨そうなきのこなのだが、残念ながら中毒例があるようで、毒きのこ扱いになっている。カサに比べると柄がたいへん強靭であり、見分けるときのポイントになる。
撮影データ
山梨県鳴沢村・創造の森
2002/6/30
Nikon COOLPIX5000 F8 1/16.4”
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