No.43
ニオイコベニタケ
 富士山の北麓にある広大なモミの植林地には、季節の移り変わりによっていろんなきのこが顔を出す。ブナ林などに比べればはるかに種類は少ないが、下草がほとんど生えないので探しやすい。
 苔の生えた所に赤いきのこが群生していると、遠くからでも目に飛び込んでくる。「ニオイコベニタケだな」と分かっても無視できず、近づいていっていい状態だと撮影する。カブトムシのにおいがするので「ニオイ」がついているが、「小紅茸」という名前はいかにもそれらしく、とてもいい響きの名前だと思う。
 同じ赤でも毒々しさがなく、趣のある紅色が美しい小さなきのこだ。右端のきのこでカサの直径4センチほど。
撮影データ
山梨県鳴沢村・富士山北麓
2002/7/28
Nikon COOLPIX5000 F2.8 1/22”
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