No.75
ヒイロベニヒダタケ−2
 薄暗い斜面の朽ちた木の陰に、かすかに見える赤い小さな塊りを見つけた。目を凝らすとヒイロベニヒダタケの幼菌が並んでいた。「これは撮影が無理かなぁ」そんなことをつぶやきながら、Nikon(E5000)を取り出す。2センチまで寄れる方のカメラを優先。
 ピントは目測で4センチ、最大に絞ってシャッターは8秒。ペグ型三脚を地面に刺してセルフタイマーでシャッターを押す。息の詰まる瞬間、モニターに鮮やかな赤が現れた。思わず「ヨッシャー!」、納得のショットの口癖だ。
 ほとんど無彩色の背景に緋色が浮かび上がった。「らしく」撮れたことに満足。
撮影データ
神奈川県厚木市・七沢 2004/5/23
Nikon COOLPIX5000 F7.2・8"
補正-0.3
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