No.99
ツエタケ-2
 富士山の南麓、西臼塚の散策コースに大きなブナが立ち並ぶ広場がある。この日はこの広場一面にキンポウゲが咲いていて、歩くにも踏み潰しそうで気になっていたら、花に囲まれて立っているいい姿のきのこを見つけた。
 カサの中央にある放射状のシワ、細長くしっかりした柄、そして柄の表面に細かな粒点が付いている。典型的なツエタケの姿だ。
 標高が1000mを超えると春の訪れはかなり遅くなるため、花も鳥も虫も一斉に活動を始める。カッコウやホトトギスにウグイスもさえずって、ミンミンゼミやヒグラシも鳴いて、撮影中はずいぶん賑やかな響きに包まれていた。
 これから夏も秋もめまぐるしく通り過ぎていくから、何度も訪れたい場所だ。
撮影データ
静岡県富士宮市・西臼塚 2005/8/6
Canon EOS 10-D
CanonZoom EF17-40L Close-up No.4
F5.6  1/15
補正 -1/3
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