No.114
ヒメコナカブリツルタケ
 背が高くて堂々としたスタイルが多いテングタケ科にあって、小柄できゃしゃな雰囲気を持つヒメコナカブリツルタケ。いつもは1本だけで生えていることが多く、撮影しても何となく物足りなさを感じていた。
 この日、強い雨になってきたので逃げるように車に戻る途中、なんと束生している本種を見つけた。この雨ではすぐに粉は落ちてしまうだろう。差していた傘をきのこにかざして、急いでカメラをセットして撮影。
 少し赤味を帯びたような明るい灰色の粉が、カサの上と根元に付いている。高さは5センチほどで奥の幼菌もいいアクセントになった。慌てて撮ったのでカサの上のゴミに気づかなかったのが悔やまれるが、珍しい本種の束生シーンをいい雰囲気で撮れたことには満足だ。
 
撮影データ
静岡県富士宮市・富士山南麓、西臼塚
2006/7/30
Nikon COOLPIX-5000

F3.5  1/8  
補正 -1/3
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