No.112
オオキヌハダトマヤタケ−2
 霧にかすんだ深いカラマツの森、水滴を被った苔に覆われたブナの倒木、コナラやクヌギの明るい雑木林・・・などなど、きのこ写真の背景に最適なシーンは数々あるが、竹林の中はちょっと意外だった。
 探索の折に時どき覗き込んでもあまり大きなきのこはなくて、竹林内はつまらないというイメージがあったからだ。
 カサは少し傷んでいたが白い柄が独特のカーブを描き、そのまま上空へ伸び上がる竹の流れるような線へとつながっていた。コンパクトデジカメを地面に押し付けて、思い切りアングルを上げて竹林の空気を写し込んだ。
 この撮影の後しばらくして体長6センチほどのオオスズメバチが偵察にやってきたので、そそくさとその場を去った。
撮影データ
神奈川県横浜市・新治市民の森
2006/7/2
Nikon COOLPIX-5000
 
F7.3  1/1.7
補正 -1/3
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