雨交じりの濃い霧の中、イタヤカエデの大木にエゾハリタケが生えていた。初めて見るきのこに三脚を目いっぱい伸ばして何枚もシャッターを切った。地上4mくらいのところに白いカサを何枚も重ねて生えている。
 東北地方では雪が積もって落ちるので「ヌケオチ」と呼ばれ、味噌漬けなどにして珍重されている食菌とのこと。
 付近を少し散策して他の種類も撮影し、そろそろ車に戻ろうとしたとき、遠景でもしっかり存在感のある風景に気づいて低いアングルからも撮った。霧が少しずつ晴れていくと今まで以上に森の深さが見えてくる。懐の深い森にひっそり生えて、こんなシーンがとても似合うきのこだ。
撮影データ

静岡県富士宮市
富士山南麓
2007/9/9

Nikon COOLPIX5000

F7  1/2.3
補正  -0.3
No.132
エゾハリタケ
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