「花笠」という名前を持つきのこはいくつかある。共通して華やかさがあり、小型ながらも見つけたときに嬉しくなる種類だ。中でも「花笠茸」というストレートな名前をもらった本種は、その名に相応しいみごとな美しさを持っている。
 本種が最も本種らしい姿を見せるのは幼菌と成菌の中間あたりで、カサを開いてしまうとササクレがほとんどなくなる。つまり、この写真の状態が本種の「ベストシーン」なのだ。
 偶然出会った「遊々きのこ」のフジタケさんと二人で、かなり興奮気味に何枚もシャッターを切ったことは、きっと忘れられないだろう。諦めきれずにまたアングルを変えては撮り続けた。
撮影データ

静岡県富士宮市
富士山南麓・西臼塚
2007/8/11

Canon EOS-KissX
Tokina AT-X107DX

F20  3/5
補正  -0.3
No.130
ハナガサタケ
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