2年も前に撮った写真を今ごろになって「Gallery」に入れるのも妙な話だが、講演で映写する写真を選んでいて目に止まった。少しトリミングをして朽ちた木の荒々しさと対比させることで、小さなきのこの温かな色合いを強調させることができた。
 高さが1センチあまりしかないきのこだが、華やかなオレンジ色がとても美しい。マツなどの朽ちた樹にたくさん群生して、長いシーズンを通していい被写体になってくれる。
 こういう小さなきのこが群生している場合、初めからいい構図が決まる訳ではない。あちこちから視線を巡らし近づいたり離れたりするうちに、次第にいいフレームが見つかってくる。「創作」を実感できるひとときなのだ。
撮影データ

神奈川県平塚市
高麗山

2005/6/12

Nikon
COOLPIX5000

F7.6  1/4.3
補正  -0.7
No.124
ヒメカバイロタケ
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