No.133
ホウキタケの仲間
 なぜ珊瑚ではなくホウキを連想したのだろう、といつも不思議に思う。やはりこれは「まるで珊瑚のようだ」と、誰もが思うに違いない。
 富士山の溶岩樹海では深い苔の間から、様々な色と形のホウキタケの仲間が生えて撮影を楽しませてくれる。
 ところが今回は「溶岩樹型」と呼ばれる深い穴の向こう側に生えていて、三脚を広げてまるで綱渡りのような撮影になった。ちょうど真下にブラックホールが口を開けているような感じで、カメラや撮影小道具を落としそうでヒヤヒヤだった。
 9月も下旬になると富士山は「きのこハンター」達で賑やかになるが、このハナホウキタケに似たタイプのものは有毒種が多いので手を出さない。逆に被写体としてはこれほど美しく絵になるきのこも少ないだろう。ちょっとした雨でも壊れるので、チャンスは意外に少ないものだ。
撮影データ
山梨県鳴沢村 富士山北麓
2007/9/22
Canon EOS-KissX
Tokina AT-X107DX
F20  8"  補正 -2/3
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