No.126
フサヒメホウキタケ
 著名な彫刻家の手による抽象作品を見ているような錯覚を覚える。
 枝分かれした後、垂直に伸び上がり上の方が太くなってまた枝分かれする。「琴柱(ことじ)型」と言って琴の弦を支える用具を逆さにしたような形だ。
 名前にホウキタケが付くが、いわゆるホウキタケの仲間とは違いマツなどの針葉樹の倒木上に生える。たくさんが並んで生えることが多く、新鮮な時は白く美しい。
 ここまでクローズアップして見ることが少ないので、今までこの不思議なパターンに気づかなかったが、超近接撮影をしているうちに別世界に入り込んだような感覚になった。
 先端は人の手のひらのようにも見えて、それが何か意味ありげな造形物に感じるのだろう。とても「きのこ写真」とは思えない。
撮影データ
静岡県函南町 2007/5/12
Canon EOS Kiss-X
Tokina AT-X107DX 
F20  1.3''
補正 -1/3 *トリミングあり
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