No.122
チャウロコタケ
 種々の硬質菌には目を見張るほどの美しい環紋を持つものがある。こうした模様やパターンの面白さは、普通の「きのこ型」タイプでは見られない美しさだ。
 自然が描く巧まざる造形美・・・などと言えばかえって陳腐に感じるほど、そのみごとな模様はいつまでも見るものを飽きさせない。
 こんな真冬にきのこ撮影をしていると、通りかかる人にけげんな顔をされてしまうが、この季節だからこそ「研ぎ澄まされた」ような凛としたシーンに出会うことができる。
 寒さが苦手、冬が嫌いという軟弱ものだが、今までの作品を振り返ってみても、こういう季節にたくさんの手応えを感じた記憶がある。きのこシーズンになると「目移り」がして、多くの魅力的なシーンを見逃しているのかも知れない。
撮影データ
神奈川県厚木市・七沢 2007/1/20
Canon EOS Kiss-X
CanonZoom EF17-40L 
F22  1.6''
補正 -1/3
  エントランス  GO