今日はどこまで行ったやら・・・


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2004年
 1月31日(土)

高麗山・地獄沢
神奈川県大磯町
 神奈川県南部では今週の月曜日に雪混じりの冷たい雨が降ったが、フィールドはもうすっかり乾いていて恵みの雨とはならなかった。
 午前中いっぱいは何も見つからず、昼近くになってようやくヌルデタケの群生を発見。形が面白いので外観と管孔面のアップを撮影。成長の途中で乾燥したためか、管孔がほとんどふさがっている状態だった。
 立ち枯れた細い木から、白くて周縁が波打った硬質菌が生えていた。なかなかきれいなアラゲカワラタケだった。カサの上面に名前の通り粗い毛がビッシリ生えている。軟質菌がほとんど無いいま、いい被写体になってくれる。
 地獄沢へ降りて、いつもマユハキタケが観察できる大きなタブの木をチェックすると、なんとしばらく見ないうちに、2センチ以上ある大きなものがたくさん生えていた。大きな木のウロの中なのでうす暗く、おまけに急な斜面で足場も良くなかったが、今の季節にあっては興味深いきのこなのでシッカリ撮っておいた。この木には他にもたくさんのマユハキタケの幼菌があったので、まだしばらくは観察できそうだ。
 明日は早くも2月。第1日曜なので「新治定点観察」の予定。何が見つかることやら・・・。
2004年
 1月25日(日)

七沢・飯山観音
神奈川県厚木市
 埼玉の浅井さんのHP「きのこ雑記」を見て、「今日の雑記」にもうツバキキンカクチャワンタケが掲載されていて驚いた。今まで3月中〜下旬にならないと見られないものと思っていたが、1月23日に川口市に出たのなら神奈川県下でもあるかも知れない。そこで毎年見つけている飯山観音へ行ってみた。
 数こそ少ないものの直径が2.5センチもある大きなものをはじめ、数カ所のツバキの樹下で見つけることができた。ここ数日は関東でも氷点下になるところが多い真冬の気候になっているが、すでにこんな頃から生えていることを初めて知った。
 沢沿いに探索を続けると新鮮なニガクリタケを見つけた。今日は本種くらいしか見つけられないだろうと思っていたが、意外にもニガクリタケは少なかった。
 駐車場に戻る少し前、太い材から大きなシイタケが生えているのを見つけた。ちょうどカサを開いたばかりのきれいなシイタケで、とても肉厚で新鮮だったので撮影後は採取することにした。
 飯山観音に行く前に、ちょっと立ち寄ってみた七沢の県立自然保護センターでは、湿地の木道に種名の分からない褐色の硬質菌が生えていた。図鑑で調べるとキチリメンタケらしいことが分かった。初めて見るきのこだ。ルーペで観察すると管孔が迷路状になっていて、用材などから生えることが多いので比較的わかりやすいきのこだと思う。
2004年
 1月17日(土)

毒きのこ16種!?
山口県の海華さんから
 通称「がちゃがちゃ」と呼ばれる子供向けの玩具販売機をご存知だろうか。先日、新たにリンクしたHPの山口県の海華(Kaika)さんから、なんと16種類もの「毒きのこ」が送られてきた。この「がちゃがちゃ」なるシリーズに「タベタラキケン毒キノコ」というのがあって、1回100円で1個のカプセルが出てくるのだが、中身を選ぶことができない。全種揃えるには経費・時間ともにたいへんな努力?をされたものと思われる。
 しかし、これが意外にもなかなかリアルなシロモノで、テングタケやツキヨタケなどは思わず微笑んでしまう。中にはちょっと首を傾げたくなるものもあるが、これだけ揃うとなかなか見応えがある。
 ご丁寧に陳列ケースまで付けていただいたので、玄関に飾って毎日眺めることにしている。・・・海華さん、ありがとうございました。
2004年
 1月12日(月・祝)

フジタケさん特製の
撮影レフ板について
 昨年、HP「遊々きのこ」のフジタケさんと富士山へきのこ探しに行った折に、フジタケさんお手製のレフ板をいただいた。銀色シートの両端にアルミ針金をつけたもので、地面に刺して自由に曲げられるので光の調整が簡単で、それ以来たいへん重宝に愛用させていただいている。
 先日、作り方をお聞きしたところ、丁寧に教えていただきHPにも作り方を紹介された。倒木や木の幹に生えたきのこに対しても、木に刺して両手が使えるので、最近の撮影ではすべてと言っていいほど使っている。簡単に作れるので「キノコ写真」をとる方にはオススメのアイテムだ。
2004年
 1月11日(日)

新治市民の森
神奈川県横浜市
 今年最初の定点観察会を、正月休みより1週遅らせて行った。参加者は6名。ここ最近の天候から考えて、今日は硬質菌の勉強のつもりで観察を開始した。確かに予想通りで木の幹や倒木、落ち枝に付いた堅いきのこをまるで復習するように観察していった。
 しばらくすると、ちょうどカサを開いたばかりのシイタケがあった。付近にもいくつかの幼菌が見つかり、なかなかきれいな状態を撮ることができた。米粒ほどの幼菌もたくさんあったので、まだしばらくは生え続けるのだろう。
 駐車場付近の植え込みの周囲には数ヶ月に亘ってヒトヨタケが見られたが、さすがにもう出てないだろうと、念のためチェックしてみると1本だけ見つかった。コンクリートや石を押しのける力だけでなく、気温の変化にもかなり強いきのこらしい。
 諦めていただけに軟質菌が2種も見つかったことは、何となく「得をした」気分になるものだ。
2004年
 1月10日(土)

伊豆一碧湖
静岡県伊東市
 相変わらず雨も雪も降らず、異常乾燥の状態が続いている。どこへ行くのがいいのか考えを巡らせてみても、一つとして候補地が浮かばない。仕方なくわずかな水蒸気でも無いよりはマシだろうと、伊豆の一碧湖へ行ってみた。
 湖畔の散策路を探索してみたが、日陰では湖面に厚い氷が張り、湿り気のある道は霜柱が立っている状態だった。
 何とか写真に撮れるものはないかと湖を半周もした頃、ようやく大き目のミイロアミタケを見つけた。環紋はあまり鮮やかではないが、まだ十分に新鮮なものだった。
 午後は隣接するもう一つの池を回って、コナラの根際のウロに生えたダイダイタケを発見。独特の橙黄色はいまの季節ならかなり目立つ色だ。よくダイダイガサと名前を間違えてしまうが、こちらは全く外見の異なるタバコウロコタケ科のきのこだ。
 葉のすっかり落ちた木々の間を10数羽のエナガの群が通り過ぎて行き、ほんの3mくらいの所まで近づいてきて可愛い姿を見せてくれた。この季節はバードウォッチングの方が楽しめそうだ。
2004年
 1月 4日(日)

高麗山・けやきの広場
神奈川県大磯町
 いよいよ2004年の「きのこ探して」がスタートする。やはり1年の最初はマイフィールドに決めている<この場所>から探索を開始したい。
 しかし、いまの季節でなおかつ雨が降ってないようでは、乾燥注意報でも発令されそうな状況だから、きのこの発生に期待できそうな道理もない。
 いつも通り湘南平から尾根筋伝いに東端の東天照(トウテンショウ)まで到達したが、きのこは硬質菌しか発見できず、少し戻って「けやきの広場」へ下りてみた。
 やっとそこで極小のクヌギタケ属、ニオイアシナガタケを見つけた。きのこの生えそうな場所へ行って、しゃがんで地面を凝視してやっと見つけられる小さなものだった。
 地獄沢へ向かう散策路の脇に、これも小さな褐色のものが出ていたが、これは種名が分からない。カサの直径は1センチ足らずで中央が鋭く尖っている。ヒダが柄に垂生している点からトガリニセフウセンタケに似ているが、柄の色が暗褐色でツバも全くなさそうなので異なるようだ。根元が少し膨らんでいたのでアセタケ属になるのかも知れない。※恐らく地中の針葉樹から生えているヒナコガサだと思われる。
 一日中風が冷たく、曇りがちの天気だった。冬が冬らしい天気で過ぎれば今年のきのこは期待できるのかも知れない。
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