ハナオチバタケ
2005/7/9 神奈川県厚木市・七沢森林公園
 とても小さく可憐なきのこである。落ち葉の上に発生して、枯葉を分解して土に還元する。そんな地味な働きのきのこが、なぜこんなに美しい必要があるのか。あまりの可憐さに、押し花ならぬ「押しきのこ」にする人も多い。ローアングルで撮ると日に透けて、美しいピンク色に見える。
 本種にはカサの色が褐色のものがあって(下の写真右)、近縁種のハリガネオチバタケとの見分けが難しいが、大雑把な方法としてヒダの枚数で区別している。本種はおよそ13枚より多く、それ以下ならハリガネオチバタケ・・・。
 
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