ヒメカイメンタケ属
2015/2/7 奈良県大和郡山市・矢田山子どもの森
 細いマツの立ち枯れの根際に、背着して広がっていた。よく見ると下の方では、苔の上に載って管孔が広がっている。付近にもまるで変形菌のように、苔の上に出ているものがあった。こんな広がり方は他のきのこでは見たことがない。
 管孔の様子をルーペで見た時、紙のようにペラペラに薄く縁の部分がギザギザになっている様子が、ニッケイタケの管孔を連想させた。(下の写真右) 観察仲間のDさんに検鏡していただいた結果、本属であることが分かった。
 
2015/2/7
矢田子供森