ヒトツメナガエノチャワンタケ(城川先生仮称)
2016/8/13 奈良県上北山村・大台ヶ原(東地区)
 別のきのこを撮りながらふと目に留まったチャワンタケ。椀の外側と柄の表面にざらつきがあるのでナガエノチャワンタケかと思ったが、気になるので観察会メンバーの出合さんに見ていただいた。結果、胞子の形が楕円形(ナガエノチャワンタケはラグビーボール型)で、中に大きな油球が1個ある。文献により「Cyathipodia villosa」が該当し、それには城川四郎先生がこの仮称を付けられていることが判明。ただ、顕微鏡的には「クラガタノボリリュウタケ」にも似ているため、それの子嚢盤が反り返らないタイプとの識別は困難か。なお、「ヒトツメ」は胞子に油球が1個あることを表現したとのこと。