フジイロチャワンタケモドキ
2002/6/30 静岡県富士宮市・富士山南麓
 図鑑に載っているのは「モドキ」が付いているものばかりで、フジイロチャワンタケとの違いがよく分からない。顕微鏡下でないと同定はできないらしいので、ここでは大まかに図鑑に右に倣えとした。胞子の表面のわずかな違いなどで区別されているらしい。
 よく見かけるのは下の写真のようなやや厚みのある紫色のチャワンで、直径はせいぜい3センチくらいまでが多いが、富士山の西臼塚で見つけた上の写真は約6センチもあって驚いた。
 チャワン型の子嚢菌は風に反応して胞子を噴き出すものが多いが、本種はむしろ何かが触れたときに反応するようだ。中のゴミを取り除いたりすると、ゆっくり長く胞子を噴く様子が観察できる。
2002/6/30
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