フクロシトネタケ
2003/3/29 神奈川県座間市・谷戸山公園
 2001年3月に高麗山で下の写真右のものを発見して検鏡してもらったが、まだ幼菌で特徴のある胞子を確認できなかった。そこで材のまま保湿して2週間、成長を待って再確認すると、胞子の両端に先の尖ったくちばし状の突起を見ることができた。成熟した胞子でないと見られない特徴だが、これによって本種が同定できる。
 あらゆる材上に生えるようで、時には大きく広がり細かな凹凸のある表面を反らせていることもある。散策路の木柵では、なぜか直射日光の当たるところを好んで生えているのを観察したことがある。※2009年に本種として掲載した中で、後の検鏡で「オオシトネタケ」と同定されたものがあった。
 
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