フチドリベニヒダタケ
2007/9/15 静岡県富士宮市・富士山南麓
 以前、ヤマケイの図鑑を基にクロフチシカタケとして掲載したところ、多くの方から図鑑が間違っていることを教えていただいた。
 カサが平開して、黒褐色の独特の交差模様が放射状に広がる。ちょうど歌舞伎役者の「くまどり」に似た模様で、よく見るとなかなか迫力がある。名前のフチドリはヒダに褐色の縁取りがあることを指しているが、よく見えないほど薄い時もある。
 ウラベニガサ属のきのこには、似た感じのカサ模様を持つものが他にもあって、図鑑に載っていない種類がいくつかあるように思う。
 
2007/8/11
富士山南麓