フウセンタケモドキ
2015/10/3 奈良県山添村・神野山
 フウセンタケ科のきのこは似た外見のものが多く、とてもフィールドでの同定は難しい。これはやや大型になる種類で、カサ表面はヌメリがある。カサの中央から褐色が広がるが、周縁部では紫色が残る。カサ表面に白〜淡黄色の鱗片を圧着している。
 柄の長さは個体差が大きく、かなり背が高い時もある。紫色が目立つが濃さは差が大きく、褐色の繊維状鱗片をまとうこともある。柄の下部はかぶら状に太くなり、その部分は淡黄色を帯びる。マツ混じりの雑木林に単生〜散生する。
 肉質がしっかりと締まっているので美味しそうだが、図鑑では明記されてない。
 
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