![]() |
||
ミミブサタケ 2008/7/27 静岡県富士宮市・富士山南麓 |
||
ウサギの耳を束ねたような・・・という表現が最も言い得ていると思う。何となく体温のような温もりを感じる、不思議な形のきのこだ。子嚢菌類のベニチャワンタケ科に分類される。 あまり多くは発生しないようだが、この年は観察会でも数回採取されたので、条件次第ではまとまって生えるのかもしれない。地中の菌核から延びて房状に生えるが、途中で枝分かれして2株になることも多いようだ。 よく似たやや小型の種類に「オオミノミミブサタケ」があり、房の肉が薄く成菌では暗紫褐色になる。まれなきのこで胞子が本種よりかなり大きい。 |
||
![]() |
2002/6/23 神奈川鎌倉 |
2008/7/27 富士山南麓 |
2010/6/20 高麗山 |
2012/6/17 くろんど池 |
|