ナガエノニカワアナタケ(仮称)
2007/8/11 静岡県富士宮市・富士山南麓
 2001年7月29日のこと、ふと足元の小さなきのこが目に入り、なんとなくカサの色が気になって取り上げる。カサの裏を見てビックリ!ヒダではなくきれいな網になっていた。柄の上端とカサ裏の周縁部に、神秘的な淡い紫色が見える。
 城川先生により、キシメジ科ラッシタケ属とするのが妥当だろうとなり、ひとまず仮称がついた。きのこ全体がニカワ質で、柄はやや透明感のある青紫色をしている。柄の下端は10〜20センチも地中深く伸びて、細くなって何かにつながっているようだが未だに不明。アンモニア菌の可能性も大きいらしい。
 その後もかなり標高の違うポイントでも見付けているので、何か動物の巣穴などに関係しているのかも知れない。
 
2007/8/11
富士山南麓