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ナラタケ 2005/11/20 静岡県伊東市・一碧湖 |
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広葉樹の根際に大きな群生を作っていた。最近、ナラタケが数種類に分けられているが、これは典型的なナラタケ。カサの中心に褐色の短毛状の鱗片があり、白いシッカリしたツバが残る。柄が長いので幼菌の形に特徴があり、覚えると見分けが楽だ。俗称の「ボリボリ」は、群生を引きちぎった時の音を表していて分かりやすい。 きのこ自体に旨み成分があるのか、どんな料理でも美味しいきのこである。生食は中毒するらしいことと、消化が悪いので食べ過ぎに注意が必要。 折り重なるように密生するので、小さなハサミを使って丁寧に採取すると、土をつけずに済む。姿が似てツバのないものは「ナラタケモドキ」という別種。 |
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