ニクコウヤクタケ
2009/6/7 神奈川県真鶴町・真鶴半島
 顕微鏡下でたいへん興味深い特徴を持っている・・・と、教えていただいたのだが、いかんせん検鏡知識が乏しいもので、その場で反対側の耳から抜けていった。ただ、実物を見たときにもっと興味深いことに気づいた。なんと抗菌作用が強いとされるクスノキの生木に生えているのだ。街路樹のクスノキは弱っている様子もなく、何らかの共生関係にある可能性も考えられる。
 表面はピンク〜サーモンピンクで微粉状。周縁部は白い。小さな円盤が成長して互いに癒着していくようだ。よく似たきのこに「アカコウヤクタケ」があるが、それはモミなどの針葉樹の落ち枝などに生える。
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