ニオイオオタマシメジ
2008/11/8 神奈川県平塚市・高麗山
 毎月定点観察を続けている横浜の新治で、毎年のようにニオイオオタマシメジの菌糸塊を見ているが、まだ一度もきのこ(子実体)を出してくれない。・・・と待ち焦がれていたら、なんと突然、足元の高麗山で発生したとの情報をいただいた。
 コガネタケに寄生して菌糸塊を作り、その表面にたくさんのきのこを発生させる。菌糸塊まではよく見つかるようだが、なかなか子実体を作らないまれな種類だ。子実体の高さは5センチくらいになる。独特のぶどう果汁のようなニオイがあって、この時も付近一帯が果樹園のような雰囲気だった。
 余談だが、この一群はこの後「きのこ雑記」の浅井さん、「ちょっと道草〜キノコ道」のUさん、そして「里山歳時記」の滝さんのそれぞれHPにも紹介され、まれな種類ならではのモテモテぶりだった。
 
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