オオワライタケ
2008/9/11 青森県十和田市・蔦の七沼
 遠くから目に飛び込む大きさと色、そしてみごとな群生。美味しいヌメリスギタケモドキに似ているので、駆け寄ってよく見るとカサに鱗片がない。すこしかじってみると強烈に苦い。毒きのこのオオワライタケだと、まさしく「大笑い」となるきのこだ。
 毒といっても神経に作用するもので、幻覚・幻聴があったり酔っ払ったように騒乱になる中毒で、死ぬようなことにはならないらしい。フウセンタケ科の大型きのこで広葉樹の切り株などによく生える。
 「オオ」の付かない「ワライタケ」という種は同じ幻覚毒を持つヒカゲタケ属の小型菌で、馬糞などに生えてまったく外見が異なる。
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