サンゴハリタケモドキ(クマガシラ)
2007/6/16 静岡県富士宮市・富士山南麓
 倒木に生えた小さな白い塊を見つけて、初めて見るサンゴハリタケだと喜んで撮影した。ところが「遊々きのこ」のフジタケさんも同じものを見つけて、針葉樹(ウラジロモミ)に生える「・・・モドキ」の方だと教えてくれた。より針が長くなるのが特徴とのことだ。
 いつものようにローアングルから撮ったので、確かに針が長いことは分かる。サンゴハリタケが5〜6ミリなのに対して5〜15ミリにもなる。「日本新菌類図鑑」(保育社)では「クマガシラ」という名前を標準として扱っている。熊の頭ほどにも大きくなるということだろうか。
 下の写真は同じポイントで3年後に見付けたもの。
2007/6/16
富士山南麓
2010/10/16
富士山南麓