シマイヌノエフデ
2012/9/25 奈良県大和郡山市・大和民俗公園
 「シマ」とは小笠原諸島のことで熱帯系の種類だが、本土でもまれに観察されている。ネットで調べると京都府では「絶滅寸前種」となっているようだ。いずれにしても、かなりの「珍種」であることは間違いないようだ。
 長さは6〜7センチで、いちばんの特徴は頭部に見られる環紋状の横ジワだ。まるでイモムシのような感じで、色はちょうどキャラメルのようだ。グレバに触れてみたが、ニオイはほとんど感じなかった。
 写真のものはすでに倒れていて残念だが、発生場所が分かったので今後も追跡したい。
2012/9/25
大和民俗園