シラタマタケ
2009/10/11 神奈川県川崎市・早野
 ちょうどニワトリの卵サイズで、スッポンタケの幼菌に比べて硬い。ひび割れた所の中が灰色に見えたので、切断する前に同定ができた。断面を見るとまるで脳のようなシワ状の黒っぽいものがあり、空洞を透明の粘液が満たしている。なんとも不思議な姿のきのこだが日本固有種のようで、腹菌類の中でもプロトファルス科に分類されている。成長しても大きな変化はなく、このまま崩れて胞子を拡散するようだ。
 本種はスズメバチとの共生関係があるらしく、研究されているようだ。

2009/10/11
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