シロトマヤタケ
2011/11/3 大阪府四条畷市・むろいけ園地
 フウセンタケ科アセタケ属の仲間は属としての特徴は比較的分かりやすいのだが、アセタケ属の何なのかという種の同定となると外見だけではかなり難しい。真っ白いアセタケには本種とシロニセトマヤタケがあるが、本種はより小型でカサが開き始める頃はクモの巣膜が観察できる。
 アセタケの仲間は有毒種が多いうえに小型で食用価値がないため、あまり興味を向けられることは少ない。さらに顕微鏡下での同定も難しいらしいので、見つけても属までしか判断できない場合が多い。
2011/11/3
むろいけ園