タケリタケ
2007/9/26 山梨県富士河口湖町・富士山北麓
 「タケリタケ」という名前の種があるのはなく、ヒポミケスキン科のきのこに寄生されて男性器に似た形になってしまったきのこをこう呼ぶ。
 写真のものはまだ成長初期の段階で、やがて全体が黄色、褐色、橙褐色などの表皮に覆われて粒状の子嚢殻を作る。寄生されるきのこの種類は様ざまで、上の写真のものはテングタケ科のようだ。
 下の写真はキタマゴタケの散生に混じっていたもので、根元のツボの様子から宿主はキタマゴタケだと思われる。全体が白くなっていたが、触れたところは栗褐色に変色した。
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