ツマミタケ
2001/10/8 神奈川県平塚市・平塚八幡宮
黒い部分(グレバ)で悪臭を出して、ハエなどを集めて胞子を運ばせる虫媒菌である。この仲間にはユニークなスタイルのきのこが多い。これも指でつまんでいるようだからツマミタケという。オレンジ色の柄の部分は角張った柱状で、肉が薄く空洞になっているので、伸びてもすぐに倒れてしまう。
数十個の卵(幼菌)が群生していたが、いくつかは下のように卵から出にくそうにしているものがあった。動物の孵化を見ているようでとても愉快だった。
2012/10/28
けいはんな