今日はどこまで行ったやら・・・

                                                
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2017年
 3月26日(日)

大和民俗公園
奈良県大和郡山市
 風は少し弱くなったが、相変わらず陽射しが弱く寒い。午後は雨になるというので、近くの公園を歩いてきた。
 最初に見付けたのは、まさに「BB弾」サイズのフユノコガサ。付近を丁寧に探したが、行く冬を惜しむかのようにこの1本だけだった。
 その後は全くきのこが見付からないので、今回も地衣類の観察へとターゲットを変更した。
 まずは同定の簡単なコフキメダルチイ。中央の粒は胞子を作る子器ではなく、粉芽(フンガ)塊という器官らしい。周縁部の裂片が密着しているので分かりやすい。
 次はモジゴケの仲間で、たぶんこれがニセモジゴケなのだろう。独特の放射状の「文字」が面白い。
 太いコナラの切り株に、何やら赤いものが付着していた。ルーペで見ても、きのこなのか何なのか分からない。未同定
 もう来週は4月だ。この長いトンネルから早く抜け出したい。
2017年
 3月25日(土)

生駒山麓公園
奈良県生駒市
 「早春賦」の歌詞の通り「春は名のみ」なのだが、とてもそんな穏やかな気分になれない。吹き続ける寒風が容赦なく、きのこを探す気分を滅入らせる。
 それでもなんとか、小さなチャムクエタケモドキを見付けて撮影。足場が悪くてローアングルが撮りにくい。
 次はかなり色褪せたハチノスタケ。火曜日の雨の直後なら、いい状態だったのかも知れない。
 最後は初めて撮ったモリシア・アメンタケア。ヤシャブシ(?)の実に小さなチャワンが無数に付いている。
 東京で早々と桜が咲いたが、家の前のソメイヨシノはまだつぼみが堅い。今年は遅いようだ。
2017年
 3月20日(月・祝)

むろいけ園地
大阪府四條畷市
 あまりのきのこの無さにアタマにきて、作戦を練り直した。今まであまり興味のなかった「地衣類」も、れっきとした菌類である。ならば、年中見られる地衣類を被写体にするのもアリなので、ちょっと探してみようと考えた。
 最初に目に留まったのは、干からびてパリパリになったクロハナビラニカワタケ。1カットだけ撮って「はい次っ!」。
 次もかなり乾いて黒くなっているが、あまり見かけないエビウラタケを撮った。管孔がニカワ質の硬質菌だ。
 やっといい被写体が見付かった。スギ林の中に点々と生えていたキチャワンタケだ。大きなものは直径4センチほどあった。
 さて、いよいよ地衣類だが、まず手始めに極めて平凡なウメノキゴケを撮った。よく似た種類がいくつかあるようだが、これは本種で良さそうだ。
 続いてきれいなロウソクゴケを見付けた。一見すると黄色い粉状に見えるが、周縁部は花びら状でなかなか美しい。
 とても愉快な表情の地衣類モジゴケを見付けた。しばらく眺めていると、まるで何かの暗号文か呪文のように思えてくる。
 もう1種、てっきり地衣類だと思って撮った種類は、コケの仲間のカラヤスデゴケという種類だった。
 そして最後もコケの写真。まるできのこのように見えるが、これはジャゴケの雌器托という胞子を作る器官だ。
 多くの菌類とは違う生き方を選んだ地衣類は、日本に1,000種以上もあるらしい。あまり知識はないが、もう少し追いかけてみようと思う。
2017年
 3月19日(日)

矢田山遊びの森
奈良県大和郡山市
 朝、車を見てびっくり。車体右側全体に鳥の白い糞がべったり。おそらくアオサギあたりが、飛びながら落とした「フン爆弾」に違いない。仕方なく、朝から洗車の一仕事をさせられたが、これが文字通り「ウンのつき」というヤツで、今日の探索も「またまた・・・また」の3時間歩いて菌果なし。
 みごとに色褪せたヒイロタケを、記録として撮ったカットだけだった。
 この時季に異常乾燥では、手も足も出ない。
2017年
 3月12日(日)

くろんど園地観察会
大阪府交野市
 風が弱くなった分、日溜まりでは眠気を誘うほどの暖かさだった。
 集合場所の公園では何も見付からなかったが、園地に入るとすぐにオオセミタケが2本見付かった。1本を掘り出してみると、幼虫はアブラゼミのようだった。
 きっと大きくなっているだろうと期待して向かったシャグマアミガサタケのポイントだったが、前回のものは姿がなく、新たに小さな1本が出ているだけだった。
 マツの切り株にフクロシトネタケ属のきのこが出ていた。種の同定には老成した標本が必要なので、今回は属までしか分からない。
 朽ちたマツの倒木にハルノウラベニタケが出ていた。状態はいいのだが、逆光で撮りにくい場所だった。
 昼食後はくろんど池の周囲を歩いたが、乾燥していてきのこはほとんどなかった。
 湖畔コースの最後でやっと、小さなトガリアミガサタケが見付かった。
 まだまださびしい内容で、参加メンバーのテンションも上がらない。雨と気温の調味料が加われば、次は賑やかになるだろう。
2017年
 3月11日(土)

矢田山子どもの森
奈良県大和郡山市
 晴れて陽射しがあるのだが、風がとても冷たい。ここ1週間は真冬に戻ってしまったような天気だ。少しは様子が変わったのだろうか・・・恐る恐るという感じで歩き始めた。
 しばらくは何も見付からず「またか?」と思い始めた時、落葉の影に小さな1本を見付けた。この時期に何度か見ている、フウセンタケ属の小型菌だ。
 その撮影中に、さらに小さなチャワンタケの仲間が目に留まった。付近に数個あって、どうやらヤマザクラ?の種子から生えているようだった。
 奇妙なものを見付けた。石が淡い水色に染まって、そこにまるで子嚢菌のような小さな粒が密集している。地衣類やコケ類のような気がするがよく分からない。
※地衣類の仲間「ヘリトリゴケ」だと分かった。
 やっと春が近いと感じさせるきのこを見付けた。出始めたばかりのミイノモミウラモドキだ。付近にも小さなカサがいくつもあった。
 チャムクエタケモドキもまばらに生えていたが、どれもすでにカサが乾いて白くなっている。なんとか色の残っているものを見付けて撮った。
 最後は、針葉樹の間伐材に出ていたアクニオイタケ。まだ数えるほどしかなくて、これからたくさん出そうだった。
 午後になると空が暗くなり、とうとうみぞれが降り始めた。寒さは厳しいが、春はすぐそこまで来ていると感じた。
2017年
 3月 5日(日)

かいがけの道
大阪府交野市
 今日はまず手堅く、以前の定点観察地でトガリアミガサタケを撮って、それからのんびり探索しようと考えた。ところが、その手堅いはずの切り札が見当たらない。
 よほど「きのこ運」に見放されたか、それともまさか、自分の「きのこ目」が死んでしまったのか・・・などと思った。
 一つホッとすることは、やっとウグイスが練習を始めたようで、まだ拙いさえずりが心を癒やしてくれた。
 それにしても過去に経験がないほどの失意。この2日のダメージは、私にとって立ち直りが困難なほど大きい。
 もう間もなく季節が巡って新たなステージになり、きっと気分を変えてくれることだろう。それを待つしかない。
写真なし
2017年
 3月 4日(土)

上野森林公園
三重県伊賀市
 1ヵ月ぶりの同地。時間は1ヵ月進んだが、きのこ環境は全く変化なし・・・いや、むしろ後退していた。
 テントウムシがいた。テングチョウも数匹見かけた。確実に春に近付いているというのに、きのこはいったい何をしているのだろう。ただの1種も見付けられなかった。
 そしてもう一つ気がかりなことがある。まだウグイスの鳴き声が聞こえない。いつもなら2月末頃からさえずりの練習を始めるはずなのだが。
 春になって一気に大爆生するような予感がするのだが、もしそうなら、ぜひとも週末にタイミングを合わせてもらいたい。

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