今日はどこまで行ったやら・・・

                                                
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2017年
 8月14日(月)

生駒山麓公園
奈良県生駒市
 ほんの少しだけ気温が下がり、午前中はかなり凌ぎやすくなった。その時間を狙って生駒山麓公園へ行ってきた。
 最初に見付けたのはオレンジ色のスマートなきのこ、イッポンシメジ属のダイダイウラベニタケだ。幼菌から老菌までたくさん群生していた。
 それに混じって黒っぽいイッポンシメジ属のきのこも出ていた。ムジナイッポンシメジのような感じだが、柄も黒いので別種のようだ。
 やや大きな赤いイグチが1本あった。この公園で前に見付けたニセヌメリコウジタケ(仮)だ。柄の模様が独特で分かりやすい。
 その近くにはアシボソニガイグチも出ていたが、これも1本だけだった。
 淡いきつね色の弱々しいきのこがあった。ウスキモミウラモドキのようだ。ヒダがピンク色になっていた。
 マツと思われる朽ちた材に見慣れない種類が出ていた。しかし、幼菌の姿は覚えがあった。これはミヤマスギタケだが、こんなにカサが大きくなるものだろうか。
 尾根筋の道を行くと、オリーブ色のイグチが2本出ていた。柄を覗き込むと種名はすぐに分かった。キアミアシイグチだ。
 小さな雪だるまを見付けた。シロオニタケにしては小さすぎると思ったので、頭のトゲトゲをよく見ると先端が灰色だった。コシロオニタケの幼菌だ。
 朽ちた広葉樹からウラベニガサ属のきのこが出ていた。クロベニヒダタケのようにも思えたが、いま一歩確定的ではなかった。
 暑くなってきたので終了にして、車に戻る階段を登っていると、朝通ったはずの場所にヘビキノコモドキが立っていた。これを見落とすようでは「きのこ目」も節穴級だ。
 終わってみれば短時間の割にたくさん撮った。しかし、印象としては単生が多く、まだまだ賑やかになったとは思えない。まだ出会ってない夏きのこがたくさんあるような気がする。
2017年
 8月12日(土)

上野森林公園
三重県伊賀市
 例年、大台ヶ原で「ペルセウス座流星群」を見てから早朝のきのこ撮影をしてきたが、今年はあまり観測条件が良くないのと、それ以前に自分の足腰の状態が芳しくないので、断念することにした。
 それが良かったのかどうか、駐車していきなりハラタケを見付けた。決して珍種ではないが、今まで写真が撮れてなかった種類だ。
 この公園もやはりきのこが出てない。しばらく歩いてやっとコタマゴテングタケを見付けた。カサの表面に黄色いツボの破片が残っている。
 その先で大きなコテングタケモドキが、なぜかモゾモゾと動いていた。犯人は2匹のセンチコガネだった。
 地面から見慣れない黒いカサが出ていた。ハリタケの仲間かと思ったが、裏返してみるとオレンジ色だった。単に色の良くないボタンイボタケだった。
 それまでの曇天から青空が広がり、一気に気温が上がり始めたので、駐車場へ向かう道を急いだ。しかし、葉陰に隠れた黄色いきのこは見落とさなかった。キイロイグチの可愛い幼菌だった。
 時おり、エアコンが効いているのかと思うほど涼しい風が吹いて、今日は少し楽な探索だった。
2017年
 8月11日(金・祝)

太陽が丘公園
京都府宇治市
 長寿台風の5号は9日、近畿に上陸して広い範囲に雨をたっぷり落として、ゆっくりと北陸へ抜けて行った。今日あたりはおそらく、テングタケ属や大きなイグチで賑やかになっていることだろうと思った。ところが待っていたのは「悲惨な現実」だった。
 しばらくは何も見付からず、やっと撮る気になったのは小さなキツネノハナガサ。園内にたくさん出ていた。
 空は曇って小雨もぱらついているというのに、空気そのものが蒸し暑く、一気に汗が噴き出した。
 初めて見るツチグリカタカワタケがあった。直径5センチほどでちょうど星形に裂けているところだった。
 その次は単生のシロハツ。カサ径13センチですでに裂けていた。
 最後は小さなキイロアセタケ
 この雨に反応しないとは、よほど梅雨前のダメージが大きかったのか。この後も回復は期待できないのだろうか。
2017年
 8月 6日(日)

神野山・山頂付近
奈良県山添村
 長寿で迷走を続ける異例の台風5号が、九州へ向かってノロノロ北上しているせいで、近畿は猛烈に暑くなっている。屋外にいるだけで危険なので、短時間だけ神野山の山頂付近を歩いた。
 車を停めたすぐ近くに、見たことのない小型菌が立っていた。カサはアカキツネガサに似た感じだが、ツバがなく柄の表面はざらついている。サマツモドキ属かと思うが未同定種としておく。
 地面に湿り気はあるのにきのこの姿はなく、やっとシラゲアセタケを見付けて撮影した。
 刻々と気温が上がっていくのが感じられ、急いで車へ避難した。今はたっぷりの雨と、その後の乾いた風が欲しい。
8月5日葛城山の続報  昨日の葛城山で、最初に見付けて名前が分からないまま撮影した硬質菌が、初めて見るエビタケだと分かった。
 状態がいいのでメモ程度に撮ったが、やや珍種であることを知りもっと丁寧に撮るべきだったと反省。
2017年
 8月 5日(土)

大和葛城山
奈良県御所市
 2日続けて雨で断念した葛城山へ、三度目の正直で行ってきた。今回も雨に降られるかと心配したが、逆に風が弱くて暑かった。
 数年前に見た時と同じように、今日も広い範囲にチチタケがたくさん出ていた。その中に、今年もかなり色の薄いタイプが混じっていた。
 その近くにはアメリカウラベニイロガワリが出ていたので、今日はイグチがたくさん見られそうだと期待したが、それは裏切られた。
 白いチチタケ属のきのこが出ていて、外見からツチカブリだろうと思った。ところがよく見ると、古い乳液が褪せた緑色になっている。アオゾメツチカブリだった。
 スタイルのいい褐色のイグチを見付けた。この山では初めて見るアミアシコガネヤマドリ(仮)だった。
 散策路の脇に小型の白っぽいきのこが立っていた。きのこ全体が明るい灰色の粉に覆われるのが特徴の、ヒメコナカブリツルタケだ。本種に会うのは久しぶりだ。
 そのすぐ横に、赤い小さなカサが密集していた。目いっぱい大きく撮ってみると、どうやら超小型のベニウスタケのようだ。あまりにもサイズが違うので別種かも知れない。
 ありふれたきのこでも華やかな姿だと、ついカメラを向けたくなる。ハナウロコタケが文字通り花のような生え方だった。
 それを撮りながらふと視線を移すと、そこにトゲトゲの地味なカサがあった。柄の根元を見ると青い色が見えた。アオアシアセタケだ。
 最近、とうとう左に続いて右の股関節も悲鳴を上げ始めた。緩やかな登りや下りでも、かなり辛い時がある。なるべくペースを落として、長く温存するしかないのだろう。

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