今日はどこまで行ったやら・・・

                                                
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2019年
 7月15日(月・祝)

橿原神宮
奈良県橿原市
 近畿では珍しいきのこではないチャタマゴタケだが、なぜか今まで見ることができなかった。今年は当たり年なのか、あちこちでたくさん出ているようだ。情報をいただいたので、雨のやみ間を狙って撮りに行ってきた。
 まず最初は大きなサイズのムラサキヤマドリタケ。やや古かったがかろうじて本種らしい色は残っていた。
 次は遠くから見て、てっきり目当てのきのこだと思った。近づいてみると、それはマンネンタケだった。
 その近くには赤いきのこがあった。ヒダに縁どりがあるので、たぶんヤブレベニタケだろう。
 まるで名前の見本のようなカワリハツを見つけた。幼菌から成菌まで3本あるが、それぞれ色が違う。
 やっと、目当てのきのこを見つけた。カサの色はやや黄色っぽいが、これはチャタマゴタケに違いない。幼菌はまさに褐色だった。
 ヘビキノコモドキによく似たテングタケの仲間を見つけた。カサの鱗片の様子が違うので、その近縁種だろうとしか分からない。
 最後は大発生中のシロハツモドキだ。いつもは泥をかぶっているが、苔の所に生えるとこんなにきれいな状態なのだ。
 ほんの短時間しか歩かなかったが、今はいたることろきのこだらけの状態だ。もっと見たい気持ちはあったが、体力がついていかない。
2019年
 7月12日(金)

上野森林公園
三重県伊賀市
 昨日から自宅前のサクラでクマゼミが啼き始めた。早いように思ったが、梅雨が遅れているだけなのだろう。
 あまり晴れて暑くならないことを願って、三重県の公園まで足を延ばした。
 芝生広場にいくつものきのこが出ている。まずはシバフウラベニタケ。小さいものもあるので、数え切れないほどたくさん出ていた。
 もっと多かったのはオオヒメノカサで、こんな密集した群生は初めて見た。
 その先ではツルタケダマシが10本近く生えていた。本種にしてはかなり小型だった。
 遠くから目に飛び込んでくる、赤いきのこがあった。こちらはいつもより大きめのニオイコベニタケだった。
 そのすぐ近くには地味な色のベニタケ属も出ていた。初めキチャハツかと思ったが、どうやらこれはニセクサハツのようだ。
 かなり大きなサイズのベニタケ属もあった。ヒダの密度を見るとどうやらシロハツモドキのようだ。
 散策路の脇に何かが頭を出していた。まだ幼菌で確かなことは言えないが、この姿はおそらくアカハテングタケだと思う。
 晴れて暑くなってしまったので駐車場まで引き返してくると、見落としていたコムラサキシメジを見つけた。
 最後にいい色のきのこを見たので、気分を良くして帰途に就いた。
2019年
 7月 8日(月)

くろんど池
奈良県生駒市
 一斉にいろんなきのこが姿を現しているが、こういう時は決まってぷっつりと消えることが多いので、今のうちにと少しだけ撮影に行ってきた。
 車を停めてすぐに目に留まったきのこは、大きさからアカカバイロタケかと思ったが、それより赤い色が強くて種名は分からない。ベニタケ属の仲間だ。
 今日は広い範囲でムジナイッポンシメジを見かけた。大きくカサを開いたものは、ヒダがきれいな肉色になっていた。
 スタイルのいいイグチが1本だけ出ていた。初めはキアミアシイグチかと思ったが、カサをよく見るとミドリニガイグチだった。
 そのすぐ近くには小型のシロイボカサタケが2本出ていた。少し離れていたが、ちょうどバランスよく構図を取ることができた。
 先月の観察会の時にS氏が同定されたサクラウラベニタケ(仮)が、束生しているのを見つけた。爽やかなオレンジ色のきれいなきのこだ。
 その撮影中に別のイッポンシメジ属を見つけた。柄が長くて灰褐色の小さなカサが特徴で、時どき見かけるが名前は知らない。
 昼近くになると晴れて暑くなった。熱中症になってはいけないので早々に退散してきた。
2019年
 7月 5日(金)

大和民俗公園(後編)
奈良県大和郡山市
 「ドキッと塾」に参加された I さんに、ヒメコガネツルタケのポイントを教えていただいたのがもう6年前のこと。毎年チェックはしているのだが、出なかったりタイミングが合わなかったりで、ずっといい写真が撮れないでいた。今年はどうだろうか。
 池のそばのマツの根際に、ひときわ赤い丸いカサが見えた。およそ見当は付いたが、見過ごせない華やかな色だった。これはドクベニタケだ。
 1本だけツルタケが立っていた。カサがやや反り返っているが、本種らしいきれいな状態だった。
 苔の生えた斜面に、柄の細い小さなきのこを見つけた。これはハリアセタケに違いない。柄の表面に見えるササクレの模様がとてもきれいだ。
 さて、いよいよポイントに来た時、わが目を疑った。なんと10メートルほどの範囲に、ヒメコガネツルタケが群生している。小さな幼菌も数えると30本以上はあった。やっと本種のいい状態を撮ることができた。
 撮影後に立ち上がると、視線の先に丸い灰色のカサが見えた。ちょうど撮り頃のアワタケだった。
 散策路脇の針葉樹の材から、橙褐色のきのこが数本出ていた。今までならすぐにミドリスギタケと同定するところだが、最近よく似た近縁種をいくつか知ったので、今回はチャツムタケ属としておく。
 コースの終盤できれいなミドリニガイグチを見つけた。すぐ横には色の濃い幼菌も出ていた。
 6年もかかってしまったけど、やっとヒメコガネツルタケを撮ることができた。 I さん、情報ありがとうございました。
2019年
 7月 5日(金)

大和民俗公園(前編)
奈良県大和郡山市
 午後は暑くなるというので、早朝出発で近くの公園を一周してきた。今年はずっときのこ不作が続いていたが、ようやくスイッチが入ったようで、たくさんの種類を見ることができた。なので2回に分けて掲載したい。
 まず最初に見つけたのはニオイワチチタケで、ヒダを傷つけても乳は出なかったがしっかりカレーのニオイがした。
 そのすぐ近くには大きなカサのベニタケ属があった。どうやらこれはウグイスハツのようだ。
 ここにもナラタケモドキが出ていた。付近を探しても他にはなく、今回は1株だけだった。
 真っ黒なカサを見つけた。ヒダを覗き込むと、真っ白で密に並んでいる。クロハツモドキだった。
 アメリカウラベニイロガワリの幼菌を見つけた。管孔が見えないので同定は不確かだが、ここはいつも本種が出るポイントなので間違いないだろう。
 次は見つけた時はコガサタケだろうと思った小型菌だが、よく見るとカサの様子が違う。どうやらこれはアセタケ属の仲間のようだ。
 斜面の少し上の方に白い大きなきのこが出ていた。シロハツの仲間かと思ったが、ヒダが密で白い。どうやらツチカブリのようだ。
 その近くにはカレバキツネタケが出ていた。泥跳ねを丁寧に撮ったつもりだったが、柄の上部は取り切れなかった。
 実はヒメコガネツルタケのいい写真が撮れてない。ちょうど今頃なので狙いを付けて来てみたのだが、はたして見つけることができたのか・・・後編をお楽しみに。 
2019年
 7月 2日(火)

上野森林公園
三重県伊賀市
 遅れを取り戻すかのように雨の多い梅雨になっている。今日はちょっと中休みのようで、午後も気温が低めの予報だったので、三重県の公園まで行ってきた。
 去年見た同じ場所に、今年もカオリツムタケの群生があった。雨に叩かれてはいたが、去年よりいい状態だった。
 草地に点々とナラタケモドキの株が出ていた。まるで地面から生えているように見えるが、埋もれ木か木の根があるのだろう。
 そのすぐ近くにはアセタケ属のきのこがまばらに生えていた。カサ表面にあまりササクレがなく、柄の表面も平滑で基部もカブラ状にはなってない。種名にたどり着けそうに思ったが、やはりこの属は難しい。
 ずんぐりした丸いカサが4個あって、まるで和菓子のような雰囲気だったが、柄を覗き込むと食べてはいけないカキシメジだった。
 今日も広い範囲でニセホウライタケがたくさん出ていた。今日はローアングル写真を撮ることができた。
 九州では雨による災害が心配だが、近畿でも明日は大雨が降るらしい。どうか一つ、お手柔らかに願いたい。

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