今日はどこまで行ったやら・・・

                                                
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2017年
11月19日(日)

大和民俗公園
奈良県大和郡山市
 各地のきのこサイトからは「終わった」という声が聞こえてくる。ならば・・・と、「B型あまのじゃく人間」は気合を入れたいのだが、いかんせん、昨日からの真冬並みの寒さにたじろいでいる。少しでも気温の高い昼頃を中心に歩くことにした。
 ちょうど公園では催しをやっていて、駐車場はほぼ満車だったが何とか停めることができた。
 サクラ並木の下には、今年もウバノカサがいくつも出ていた。粗いヒダが柄に垂生していい表情なのだが、あまりいいモデルは見つからなかった。
 園に入ると最初に、小型の白いきのこを見つけた。晩秋まで見られるテングタケの仲間、コタマゴテングタケだった。爽やかな黄色いツバを見ることができた。
 苔の斜面からはとても小さなきのこ、ケコガサタケが3本並んで生えていた。別の場所でもきれいな3本を見つけた。
 木道の脇にスッポンタケが群生していた。ほとんどが昨日の雨に打たれて無残な姿だったが、卵から出始めの1本がいい被写体になった。
 放置されたホダ木から巨大なヒラタケがいっぱい出ていた。中には直径20センチを超えるものもあって、異様な迫力だった。
 コナラの根際にきれいなクヌギタケが束生していた。木が邪魔をしてアングルを選べなかったが、何とかローアングルも撮ることができた。
 柿の木に群生するきのこを見つけた。初めナラタケかと思ったが、よく見るとエノキタケだった。別の木には密集する若い菌も出ていた。
 午後になると冷たい風が強く吹き始めて、体感気温をどんどん下げていくので、まずまずの内容に気を良くして引き上げることにした。
2017年
11月12日(日)

くろんど園地観察会
大阪府交野市
 風がすっかり冷たくなって、冬が間ぢかに迫っていると感じる。今日は観察会の日で、ちょっと早めに集合場所に着いたので公園を一周してみたが、くたびれ気味のマルミノフウセンタケがあっただけ。先が思いやられるなぁ・・・と思った。
 まず最初はきれいなニオイアシナガタケ。撮りやすい場所だったので、背景にいい色を入れて撮ることができた。
 今日はあちこちでニガクリタケを見かけた。去年はほとんど見なかったが今年は元気があるようだ。
 去年と同じ木にシワタケが出ていた。今回はとても新鮮で、裏面のオレンジ色がきれいだ。
 きのこが乏しい中で、仕方なく早めの昼食を摂ることになったが、そのおかげでみんなの「きのこ目」が元気になったのか、午後は次々に被写体向きの種類が見つかった。
 まずは大きめのテングノメシガイ属の仲間。この仲間は肉眼では属までしか同定ができない。
 次は開いた直径が3センチほどのヒメツチグリ属のきのこ。初め成菌を見てフクロツチガキと思ったが、そばにあった幼菌は突起が長くてまるでクワイのような姿だ。これはトガリフクロツチグリのようだ。
 朝からいくつかモエギタケを見つけていたが、どれも色が良くなかった。ここでやっとモエギタケらしい、ヒスイ色のものが見つかった。
 去年、ここで大発生を見たので期待して探したら、今年は少しだけキヒダナラタケ(仮)が出ていた。さらに黄色が濃くなっていて、ほかのナラタケ類とは明らかに別種だと感じる。
 太い材にヤケイロタケが群生していた。よく似たヒメモグサタケとの見分けが難しいが、カサに明瞭な環紋があって厚みがあまりないのでヤケイロタケとした。
 別の太い切り株にはシダレハナビタケがたくさん出ていた。これも幼菌ではサガリハリタケと見分けが難しいが、枝分かれして放射状に広がるようになれば分かりやすい。
 コースの終盤で大きなカニノツメが目に飛び込んできた。初めは感じなかったが、撮っているとどんどん悪臭を強く感じるようになった。
 最後にカノシタの群生が見つかった。それまでも小型のものを見つけていたが、本種はカサのいびつなものが多いのであまり写真のモデル向きではない。
 大型や群生は見られなかったが、思いの外たくさんの種類を観察できて楽しい一日だった。
2017年
11月 5日(日)

大和葛城山
奈良県御所市
 寒くなる前にとずっと気になっていた山へやっと行ってきたが、そこはすでに寒くてきのこも少なかった。
 2週続いた台風のせいで、登山道も山上の散策路も寸断されていた。いつものようにロープウェイを降りると、すぐに高山ならではのきのこ、ウスキブナノミタケを見つけた。
 今日は広い範囲でクリタケに出会ったが、被写体になるようなものはとても少なかった。
 次はやや珍種のニカワツノタケだが、去年の新鮮なものに比べるとかなり傷んだ状態だった。
 次のきのこも2~3日遅かった。倒木に並んだヌメリスギタケモドキだが、カサの鱗片はすっかり落ちてしまっていた。
 斜面に広く点々と赤いカサが見えた。ここでよく見かけるススケドクベニタケだ。
 山道に戻ろうとしたとき、地味ながら形のいいきのこが目に留まった。カサの気泡を見るとどうやらムササビタケらしい。
 最後は背の高いアシナガタケ。それまでも小型のものを撮っていたが、これは高さ13センチもあった。
 山が荒れているという印象だった。台風の傷跡が癒えるのには少し時間がかかりそうだが、温かくなった頃にまた生きいきとした景色を見に行きたい。
2017年
11月 3日(金・祝)

矢田山子どもの森
奈良県大和郡山市
 朝夕にかなり寒さを感じるようになってきた。とうとう今年は「きのこ爆生」を見ることなく、シーズン終盤へと突入した。
 森の中は風もないのに、枯葉が絶え間なくはらはらと落ちてくる。最初に目に飛び込んできたのは、白いがっしりしたきのこで、柄の基部には鎧のような突起が並んでいる。ずいぶんずんぐりした姿のスオウシロオニタケだ。
 その後しばらく何も見つからず、コケの斜面に生えたオリーブサラタケを見つけた。
 ヒノキ林の近くには小さなムラサキアブラシメジが出ていた。今回も白い斑紋はハッキリせず、やや老菌に近いものだった。
 先週あたりからマルミノフウセンタケがピークのようで、今日も幼菌から老菌までたくさん見ることができた。
 それを撮りながら、タンポタケが1本出ているのに気付いた。木の根に阻まれて掘り出すことはできなかった。
 最後に面白いきのこを見つけた。ありふれたクチベニタケだが、よく見るとクチベニが2つある。これは初めて見た。
 日向ではちょっと汗ばむくらいの陽気だった。これに反応するきのこが多ければ嬉しいのだが・・・。

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