今日はどこまで行ったやら・・・

                                                
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2017年
 7月23日(日)

くろんど池観察会
奈良県生駒市
 19日に近畿の梅雨が明けた。その後は極めて局所的な夕立が降るだけで、このくろんど池ではそれもなかったようだ。
 地面は乾き切っていたが、草むらの中にまるで花が咲いたような姿のきのこを見付けた。カサの裂けた小型のイタチタケだった。
 池の周回コースに入るとすぐにフクロツルタケが立っていた。一時シロウロコツルタケという名前に変わったが、どうも今ひとつあやふやで、元に戻っているようだ。
 その先に小さな「雪だるま」があった。シロオニタケの幼菌のようだが、改めて写真を見ると頭のトゲトゲが不揃いで小さい。コシロオニタケかも知れない。
 その後しばらくは傷んだものばかりで絵になるきのこがなかったが、やっとマツの樹下にきれいなニワタケが出ていた。
 そして、その先でオオオニテングタケの幼菌が見付かった。このポイントは以前みごとな群生があったところで、今後も期待できる場所のようだ。
 今日唯一とも言える群生きのこがあった。姿はあまり絵にならないが、勢いのある生え方のキニガイグチだ。
 最後は華やかなミヤマベニイグチで締めくくり・・・と言いたいが、イマイチ本種らしい美形ではなかった。
 気温は高いものの曇天で陽射しがなく、時おり吹く風が涼しくて爽快だった。この時季にしてはバテない探索で良かった。
2017年
 7月17日(月・祝)

「ドキッと塾」撮影会
京都府精華町
「けいはんな記念公園」
 先月の第2回「ドキッと塾」撮影会の内容があまりに寂しかったので、そのリベンジを果たすべく第3回を実施した。幸いなことに曇り空で弱いながらも風がある・・・と喜んだが、それは読みが甘かった。
 しばらくは何もなくて「こりゃ返り討ちか?」と思い始めた頃、落ち枝にちょっと珍しい種類を見付けた。まだ出始めの幼菌だが、これはアセハリタケだ。どうやら近畿では珍種ではないようだ。
 そのすぐ先にはフモトニガイグチ(クリイロニガイグチ)が数本出ていた。やや珍種のクリカワヤシャイグチに似ているので期待したが、それではなかった。
 去年11月の撮影会で見付けた小型のチャワンタケが、早くも発生していた。和名がないので学名のままアレウリア・ケストリカと呼んでいる。
 コテングタケモドキが1本立っていた。ここ2~3年発生が少ないと話していたら、「それは聞き捨てならぬ!」とばかりに、大発生していた。
 4年前に老菌を見かけた場所で、カバイロコナテングタケの幼菌が出ていた。とてもきれいなきのこなのだが、なかなかタイミングが合わない。
 アイタケが大小合わせて20本くらい群生していた。反り返って崩れたものが多かったが、形のいいものを撮影した。
 そのすぐ近くでは濃いチョコレート色の小型イグチが10数本出ていた。これもやや珍種のコウラグロニガイグチだ。断面を見るとカサ肉が柄に垂生しているのが分かる。
 久しぶりに見るキイロイグチが1本だけ出ていた。まだ被膜を付けたままの本種らしい姿だった。
 朽ちた切り株の中にコガネキクバナイグチが出ていた。3種に別れた中では、もっとも分かりやすい1種だ。※ヒビワレキクバナイグチとしていたが名前の誤りだった。
 思いの外きのこが多く、そして蒸し暑さも容赦なく酷かったので、昼食の頃にはすっかりバテてしまった。午後のルートはなるべく見付けないようにしながら、駐車場へと急いだ。
2017年
 7月16日(日)

九条公園
奈良県大和郡山市
 いつもより1時間早く出発して目的の公園へ到着したが、すでに駐車場が満車で入れず引き返す。ところがついてない時は不運が重なるもので、事故渋滞につかまって時間をかなり浪費してしまった。すっかり日が高くなり気温も上がったので、もう歩く気になれない。
 仕方なく、自宅近くの公園をチラッと覗いてみると、クラヤミイグチらしい老菌の群生があった。
2017年
 7月 9日(日)

矢田山遊びの森
奈良県大和郡山市
 猛暑を避けて高山へ逃げようと考えていたが、天気予報で昼ごろから荒れるとあったので止めた。きっとまだ早過ぎるに違いないと、負け惜しみを言いながら里山を歩いた。
 まだまだ群生するきのこが少ないが、今日は至るところでイタチタケを見かけた。同種とは思えないほどサイズに差があって、小さな幼菌も多かった。
 もう1種たくさんあったのはカレバキツネタケで、本種はなかなかバランス良く生えてくれないので、カメラを向ける機会が少ない。
 アセタケ属のきのこが数本出ていて、最も状態のいい1本を撮った。カサのささくれや色など特徴があるのだが、やはり種名が絞りきれずにアセタケ属だ。
 アシボソニガイグチが1本立っていた。本来、群生する種類なのだが、今日はまだ出始めたばかりなのだろう。
 その近くでは小さなヤマドリタケモドキもあったが、寂しいことにこれも1本だけ。まだ管孔の塞がっている幼菌だった。
 ドクツルタケの仲間が立っていた。道の脇の薄暗い所だったので、まるで輝くような姿だった。カサの中央がわずかに色付いているのでアケボノドクツルタケなのだろう。
 刈った草を積み上げた所に、イロガワリシロカラカサタケが出ていた。2年前に初めて見て以来だ。
 午後になって1時間ほど猛烈な雷雨があった。梅雨明けが近いのだろうか。
2017年
 7月 8日(土)

神野山
奈良県山添村

上野森林公園
三重県伊賀市
 どうやらきのこが目覚めた・・・と、各地のサイトから楽しい話題が届くようになった。そろそろ、昨年の珍種「コブミノリンゴタケ(仮)」があるかも知れないと、神野山へ向かった。
 ところが全くの期待外れで、全くきのこがない。かろうじて、コナラの間伐材にゴムタケの群生を見付けた。
 すぐに諦めて、さらに東の上野森林公園へと遠征した。
 ここではすぐに、テングツルタケが迎えてくれた。一面クローバーの草地に1本だけ立っていた。
 斜面でなにやら群生するきのこがある。カサにシミの入ったやや老菌で、どうやらこれはカオリツムタケのようだ。
 5月末に見付けた、道の真ん中にあったきのこは、やはり予想通りニクウチワタケだった。成長して赤い水滴を付けていた。
 道の脇で目立たない小菌を見付けた。ウラムラサキかと思ったが様子が違う。ヒダの色が明るくて、いい表情のきのこだった。未同定菌
 近畿のきのこはダメージが大きいのか、それとも、もう一雨を待っているのか?
2017年
 7月 2日(日)

大和民俗公園
奈良県大和郡山市
 昨日から使い始めたレンズをくどくど説明するより、その姿を撮っておけばよかった・・・と、昨日の更新中に気付いたので、今日の撮影中に撮ったのがこの写真
 入り口前のサクラ並木は草が刈られていて、そこにイタチタケが群生していた。どれもカサを開き切ったやや老菌ばかりだった。撮影後に入り口へ向かう途中で、小さなマムシを見付けた。クイズにしたいような写真を撮った。
 園内を歩くと道の脇に、小型のイッポンシメジ属が数本出ていた。これはフタツミウラベニタケだろうと思う。
 さらに進むと愉快な姿が目に留まった。これはカサを作る前のマンネンタケの幼菌だ。
 刈られたササの葉の隙間に、黄色いカサが2個見えた。丁寧に葉を取り除くと、長い柄のアカエノベニヒダタケが姿を現した。
 芝生広場ではザリガニ釣りや捕虫網を持った親子連れが賑やかだったが、少し離れた所にアメリカウラベニイロガワリが群生していた。
 さらにその先では、ヘビキノコモドキがやっと顔を出していた。本種を見ると夏が来たと感じる。
 毎年ツルタケが出るポイントへ行ってみると、今年もまた炎天下に生えていて、すでにカサは干からびていた。
 11時を過ぎると気温がぐんぐん上がり、同時に体力がどんどん消耗する。午後までいると命の危険がありそうなので、水分を摂りながら車へと急いだ。
2017年
 7月 1日(土)

矢田山子どもの森
奈良県大和郡山市
 なんと、Canonが「きのこ撮影用レンズ」を作った・・・というのはウソだが、そう言っても過言ではないマクロレンズが発売された。レンズの周囲にLEDライトが付いているので、近接撮影時のレフ板の苦労が解消される。早速、試し撮りをしてみることにした。
 すぐにうってつけのモデルが見付かった。サクラの落ち枝から生えたカサ径2センチほどの小型菌で、ミヤマヒメスギタケ(仮)のようだ。LEDライトは明るさや左右に発光位置も変えられるので、かなり使い勝手がいい。
 その近くにダイダイガサも出ていたので、これも同様にLEDを使って撮った。縦位置の場合、発光位置が上下になるのがやや難点だがあまり支障はない。
 森の入り口付近で群生するきのこを見付けた。カサの直径1~4センチのイッポンシメジ属だ。アオエノモミウラタケに似ているようだが、肉眼同定に自信がない。
 細いコナラの根際に、白い極小菌が群生していた。時どき見かける種類だが、これも種名が分からない。おそらくクヌギタケ属なのだろう。
 斜面にモミジタケの幼菌が生えていた。これからしばらくあちこちの山で見ることができる種類だ。
 コースの折り返し地点でイグチの幼菌を見付けた。どうやらスミゾメヤマイグチのようだ。
 曇り空で風もあるので過ごしやすかったが、風が止まったとたん一気に汗が噴き出した。なるほど今日から7月だ。

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